9月27日 月曜日 宮城大二女子校編

ついに修学旅行本番やってきた!これまで準備してきた努力の成果が試されるとき!!


      

この日、私たち学生とあるくらの皆さん、そしてピューパの渡邉さん、馬場さんは高校生たちが泊まっている京都のリーガロイヤルホテルに最終打ち合わせのため朝7時に集合。そこでは、名札やフィールドノートなどこの日に使う備品のチェックや前日完成したばかりの寸劇(?)を披露した。

そしていよいよ高校生たちと対面。まずは、自分たちの担当の子たちに自己紹介をして、フィールドノートを配ったり、名前を覚えるために名札を書いてもらったりなど緊張しつつもなんとか高校生と打ち解けようとがんばってみた。私の班は元気な子が多く私が話す関西弁にやたらと興味を持ってくれた。ひととおりの説明が終わったところで、私たち大学生が前に出て今日の町歩きのシミュレーションを兼ねて寸劇で説明。よくわからないけど、ちょっとウケてた。

それからすぐに西ブロック東ブロックに分かれてそれぞれのバスで御池通まで移動。バスの中ではガイドさんが京都の通りに関する唄を披露してくれた。そうこうしているうちに、御池通について、それぞれの訪問先に向かうことに。ところがバスを降りると台風の影響からか雨が降ってきた。雨がきつくて、とても歩ける状態じゃなかったので、本当は町を歩いて「京都らしいもの・らしくないもの」を見つけてもらう予定だったけれど、予定を変更してすぐに藤井絞りさんのお宅へ行かせていただいた。藤井さんのところではご主人に絞り染めを扱うお仕事の話しや、祇園祭の話しなどを聞かせていただいた。京都の祇園祭の写真を見せてくださったり,絞り染めの着物を実際に触らしていただいたり、高校生たちは興味を持って聞いてくれていた。雨のせいで町歩きをほとんどしなかったので時間が余っていた私たちは、絞り染めの着物が出来る工程のビデオも見せてもらった。

そして、藤井さんの所を出て,ワークショップ会場である本能自治会館へ向かった。そのころには、雨もだいぶ小降りになっていて、一緒に歩いてくださった河野さんのお話しを聞きながら向かった。ワークショップ会場にはすでに他の班の子達は来ていた。ここでは高校生たちに町で見てきた「京都らしいもの・らしくないもの」をKJ法を使ってまとめてもらった。そして藤井絞りさんのお話しを参考にして、‘藤井絞りウォーカー‘を作ってもらった。雨の中あまり町歩きが出来なかったのに、高校生たちは上手にまとめていて、感心した。ウォーカーの方では,着物の絵も書いてくれていい感じに仕上がっていた。最後に自分たちがまとめた物をみんなの前で発表して終わった。ワークショップが終わったあと、高校生たちをバス乗り場まで送って無事修学旅行1校目を終了した